車好き薬剤師pafit

薬剤師が趣味の車やボート、ジェットスキー、アウトドアなど普段から思ったことや得た知識を適当に書こうと思います。

薬剤師の職業紹介会社は詐欺

薬剤師の職業紹介会社のほとんどが詐欺です。

以前にも書きましたがネット求人に載せてる90%以上の案件は偽年収です。

紹介会社を斡旋するようなサイトは、紹介会社から広告料を取り、載せているので嘘っぱち!



紹介会社で働く人間は月給13~18万+歩合

歩合は一人紹介で5~70万



歩合の割合が大きいため嘘をつき、調子の良いことを言い、適当に就職先を紹介してきます。


少し難しい希望、良いの有ったら転職等を伝えた途端に紹介会社からの連絡が途絶えることも多々あります。


紹介会社の人間は、毎月の歩合が欲しいため簡単に転職させれる人にしか連絡しません。

直ぐに転職する人にしか連絡しません。

直ぐに採用してくれる会社しか紹介しません。

金額交渉など実際にはしていません。

就職させてしまえば知らん顔します。

アフターフォローなどありません。




皆さん調子の良い奴には騙されないで下さい。紹介会社の人間の99%は自分のことしか考えていません。






では、そんな業界でなぜ私が職業紹介を行うか?


それは、私の経験上、転職時には嫌な思いしかしなかったので、同業の皆さんに同じ思いをしてほしくないからです。


私自身、現役の調剤薬剤師として働いています。

だからこそ、表面上の処方箋枚数や薬剤師の人数、休暇日数だけではなく、トータルで本当に居心地の良い薬局で働いて欲しく、ブラック薬局は倒産して欲しいのです。



私は、会社維持に必要な通信費、事務所代などの最低限の金額しか紹介料として調剤薬局に請求しません。


一般的な紹介会社のように200万円も300万円も請求しません。


調剤薬局が薬剤師紹介料で浮いたお金は、転職する薬剤師の引っ越し代などに出すように交渉しています。それすらケチるセコい会社には紹介しないようにしています。


その反面、横柄な薬剤師にも紹介はしません。


本当に良い薬局、良い薬剤師のみが生き残れれば良いと思っています。

ビジネスモデルの寿命は30年

ビジネスモデルは30年と言われています。

勃興→隆盛→衰退に30年です。

これは一つのビジネスモデルを続けた時の話です。



100年も存続する会社は成熟直前に次の一手を考え

勃興→隆盛→勃興→隆盛→勃興

と繰り返します。




薬局は1965年に処方箋専門の調剤薬局ができ、80~90年代は診療報酬(保険からの支払)でボロ儲けし急成長しました。

そして50年以上経過した今は衰退期であり賞味期限切れなのです。


何が賞味期限切れか?と言いますと、診療報酬に頼った収入が賞味期限切れなのです!




昨年6月時点で1053兆円の負債を国は持っています。

そのうち国債残高が817兆円


これだけの負債があるのですから、診療報酬が賞味期限切れになるのは当たり前です!





なぜ日本が潰れないのか?

それは日本人の貯金が1000兆円あるからです。


日本国は日本人から借金(国債)をしているのです。

日本国の負債1053兆円を日本人の貯金でプラスマイナス0にできるから潰れないのです。


今後も超高齢化でGDP減少により収入減、支出増になり日本国の負債は増加。それにより、日本人の貯金ではカバーできない負債額になり公共事業の大幅縮小されます。

診療報酬も例外ではありません。



従来のビジネスモデルの調剤薬局とは決別した薬局の価値需要を考え作る必要があります。


従来の調剤薬局崩壊により、医師のコネのあるバカ経営者は潰れ、利口な経営者が事業拡大のビッグチャンスです!

薬剤師の年収 北海道

薬剤師の年収を暴露します!

一般的なイメージだと薬剤師は高給に思われていますが、生涯の収入は『中の下』です。

大学6年間通い、国家試験に合格しなければ薬剤師にはなれません。


では北海道の年齢別の目安年収です。役員は除きます。


24~30歳→380~550万

小さい調剤薬局ほど高くなる傾向があります。

札幌であれば380~500万です。
田舎で+50~100の上乗せなります。

新卒から同じ会社で働き続けると年収は上がりません。転職組が転職の交渉で500~550万になる感じです。




30~40歳→450~650万

これも20~30歳と同じ傾向で、同じ会社で働き続けると安く、転職すると高くなります。

札幌だと500~600です。
田舎で+50~100です。




40~55歳→500~800万
40歳を越えてくると同じ会社にずっと勤めてる方がエリアマネージャーなどの管理職になり急激に高くなります。

その反面、転職組は管理職につけず650万が頭打ちとなります。

札幌の平社員は500~600で田舎で+50~100です。




この年収を見ていただければ分かる通り、薬剤師は年収は上がりません。

基本的に、薬局長や管理薬剤師は管理職扱いされないため手当ては月1~3万です。


それどころか年俸制にし数年単位で診療報酬に合わせ年収調製(基本的に年収減)されます。


生涯の収入は高卒の公務員より悪いと言われています。

同じ病院なら3年しか学校に行ってない看護師の方が高いことも多々あります。


コ・ス・パ最悪の学部が歯学部であり二番目に最悪なのが薬学部と言われているくらいです。


嘘の薬剤師求人に騙されないでください!


ネットで年収700~800など書かれた転職サイトがありますが、あれは『700~800万もらっている人が会社にいる』という意味で700~800万もらえる人はエリアマネージャーなど、ずっと同じ会社に勤めてる人であり、転職組は不可能だと思ってください。

北海道だと転職組が700万以上もらうには年に一人いるかいないかのレア案件、超大変でメチャクチャ残業込みの金額だと思ってください。

健康サポート薬局はやるべきではない!

私自身、国が進める健康サポート薬局は、やればマイナスと思っています。

健康サポート薬局のベースは地域包括ケアであり、健康サポート薬局をやっても現状の法律では診療報酬に盛り込むことが出来ないからです。



地域包括ケアとは『病院-薬局-施設-ケアマネ等』が一体に行い医療費削減しつつ質の高い医療が目的です。




アメリカでは『病院-病院-病院』『薬局-薬局-薬局』と横の繋がりで経営してましたが、収支の合わない店舗は畳んでしまうため

『病院-薬局-施設』と縦の繋がりにしました。その時に保険会社の財源とサポートを利用したのです。

それにより、縦の繋がりで収支UP、医療削減、質の高い医療が実現しました。

アメリカで成功したポイントは保険会社の財源とサポートです。


このアメリカの縦の繋がりを真似したのが日本の地域包括ケアです。



日本では財源もサポートもないため健康サポート薬局の基盤である地域包括ケアそのものが失敗する可能性が高いです。


そのため、国が進める健康サポート薬局は行うべきではありません!


しかし、収支UPするためにサプリメントの取り扱いは必須です。

国が進める健康サポート薬局ではなく、自分達と患者がお互いにwinになれるサポート薬局を考えて行きましょう。


国が進める健康サポート薬局は国の財源のことしか考えていませんので、間違っても国の要件を満たす体制にはしないでください。

あくまでも、自分達で考える本当に必要な地域密着型にしましょう。

仕事のモチベーションを上げるには?

とある知人経営者から

『うちの薬剤師も事務もヤル気がなくて困る。モチベーションを上げるのに何か良い方法はないか?』

とお話がありました。


結論から申し上げますと『モチベーションを上げる動機は個々により違う』ため答えはありません!


仕事のモチベーションは私生活も関係するため他人が上げさせるのには無理があります。


そもそも、仕事のモチベーションをナゼ上げなければならないのでしょうか?

それは、会社の生産性を上げたいためです。


では、会社の生産性を上げるためにモチベーションは必要か?と言いますと

モチベーションは必要ありません。

仕事のメリハリさえ確りしていればモチベーションが低くても生産性は上がります。



モチベーションが高くても仕事ができない人は、いくら頑張ってもできません。情報処理レベルが低いためです。






『従業員を適正人数置くこと』

『年功序列は止めて、能力にあった役職や給料にすること』

『その日の仕事はその日に終わらせさせること』

『残業を禁止し、体力的精神的に回復させるため休暇を増やすこと』

この4点で会社としての生産性は実質的に上がります。モチベーションは関係ありません。




特にポイントは『年功序列を止めて、能力にあった役職や給料』です!

これでムダな経費は無くせます。



日本の個々の生産性が悪いのは『能力ない人も、ある人も同じ仕事』をさせられているからです。だから、能力のない人が残業になり、残業代をムダに払います。

能力のない人が残業するから、気を使い、能力ある人までムダに残業してしまう悪循環。

そうなると、能力ある人が残業時間まで考慮した仕事を組立、ダラダラと生産性の悪いことを始めます。


だからこそ、年齢に関係なく役職や給料を決めるべきなのです。


特に調剤薬局は年配者ほど仕事ができない事が多いです。日進月歩の医療や診療報酬改定についていけないのです。

中小企業の薬局が生き残るには?

最近、潰れる話ばかりでしたので、たま~には生き残るには方法を書こうかと思います。



結論から言いますと、以前書きました経営パターンⅡの地域密着型です。

パターンⅢのブランド型でも生き残れますが、今からシフトチェンジするには時間がかかるため、一般的な調剤薬局は本当の意味での地域密着型を進めるべきです!!




薬剤師募集中の経営者に『薬剤師募集の謳い文句は、どうしますか?』とお聞きすると


『地域密着』としてくれ。と言われる事が多いですが…


私に言わせれば、ただの門前薬局は地域密着ではありません!!!



だって、門前薬局で薬もらうのも院内でもらうのも変わりません!

いや!院内の方が安くて楽です(笑)



本当の意味での地域密着にするには患者目線が必要です。

経営者は医療に関係ない知人や親戚に『どうすれば良いか?』意見を聞くべきです。




ちなみに私が関わった薬局では、まず始めに、徹底的に掃除の習慣を従業員につけてもらいます。

汚い薬局なんて論外ですからね。特にトイレは気づかないうちに汚れていますので!

かかりつけ薬局 かかりつけ薬剤師 崩壊は時間の問題

かかりつけ薬剤師の要件が、4月から経過措置期間が切れ、急いで認定薬剤師の申請をさせてる薬局も多いのではないでしょうか?


かかりつけ薬剤師、かかりつけ薬局は直ぐに崩壊します!


目先の診療報酬のために、かかりつけ薬剤師を行うのは構いませんが、10年後も『かかりつけ薬剤師』が存在するとは思わないで下さい!


電子処方箋が行き渡れば、中継のコンピュータが『かかりつけ薬剤師』『かかりつけ薬局』になってしまうからです!


今は中継のコンピュータの利権が問題で話は進んでいませんが、この話が進んだら一気に浸透します。


技術的には数ヵ月以内に中継コンピュータは完成させれます。現にアメリカでは、ずっ~と前から電子処方箋や中継のコンピュータがあるのですから、このシステムを国が買い取れば良いだけです。しかも、ある大手卸は独自で日本用に研究開発もしています。



目先の利益も重要ですが、10年20年…100年と生き残れる薬局を考えましょう!