かかりつけ薬剤師 裏の意図!
『かかりつけ薬剤師』には2つ裏の意図があります!
薬剤師や薬局経営者は確り理解していただきたいです。
1つ目は
医療費削減です。
これは誰もが容易に分かることです。
2つ目は
大幅な診療報酬減の批判をかわすためのカモフラージュです!
これが厄介なのです。
『かかりつけ薬剤師』制度はマトモにやれば労働力基準法違反。
一人の薬剤師で24時間対応が労働基準法違反なります。
例え、電話対応だけでも、何時かかってくるか分からない電話を持つ場合は『一時間辺りの残業代×1/3×電話を持つ時間』を支払う義務が会社にはあります。
しかも、電話持ちは週2~3回までが目安と過去の裁判での判例があります。
これを東大出身の官僚達がが気づかないわけありません!
100%労働力基準法違反になる診療報酬を作ると不味いから、逃げ道として『夜間などは他の薬剤師が対応しても良いが、その時の点数は無し』としました。
そして『経営者は明らかな労働力基準法違反は出来ないだろう。会社は電話待機の残業代払うとマイナスだから、やらないだろう。』『点数は表面上はあるのだから、文句言われても、かかりつけ薬剤師をやらない会社が悪いと言い訳ができる』と官僚達は考えました。
要するに、診療報酬大幅減のカモフラージュです!
表面上の診療報酬は減ってないが、実質的に不可能な政策なので診療報酬減
とする予定が…
まさかのまさか!多くの経営者達が普通に労働力基準法違反をしたというオチです!
ってことは、次回の診療報酬改正で『かかりつけ薬剤師』は、もっと酷いことが盛り込まれる可能性大です。それの点数を取ろうとした薬局は、さらにブラック企業化し薬剤師は退職していきます。
かかりつけ薬剤師をやって従業員に残業代未払い請求(電話代)されたら会社ぶっ飛びます。
経営者の皆さん気をつけてください。