薬学部受験生 注意!

私のblogを読まれている方の中には、薬学部にいきたい受験生や親御さんがいるのではないでしょうか?


純粋に薬が好きな人なら薬剤師になることをオススメします。


しかし、『楽そう』『儲けそう』など考えている方は薬剤師ならない方が良いです。


確かに薬剤師は肉体的には楽です。しかし、精神的にやられます。

薬剤師は医療関係者の中で最も力がありません。

患者は医師に文句を言えない分、薬剤師に言います。医師は看護師に文句を言えない分、薬剤師に言います。

病院や調剤薬局は、薬剤師という職種なのに薬の選択権はありません。医師に言われた通り出すしかありません。


医師が変な処方箋、明らかに間違った薬を出して指摘してもプライドの高い医師からは『俺の処方にケチつけるのか?』と怒鳴られます。それで素直に薬を出し健康被害あれば薬剤師の責任になります。

医師が選んだ薬なのに、患者からクレーム入れられます。お前ら国から金もらってるんだろ?何でもやれ!的な理不尽なクレームも多々あります。


国の方針により薬剤師は24時間対応させられます。そのため会社の携帯は常に持ち歩き、酷い時は旅行先で携帯が鳴り、調剤するために帰らされることあります。


医療関係者の中で薬剤師と看護師は鬱病になる確率が飛び抜けています。


要するに、病院や調剤薬局の薬剤師は理不尽なクレーム処理が多すぎるのです。


それでいて今の病院や調剤薬局の年収は400~600万円。


今後は国の方針により年収300~500万円に引き下げ予定です。

現状でも生涯年収は高卒と変わらないのが薬剤師(大学6年)と言われているのに、さらに下がるのです。



大学の薬学部6年通いつめ、国家試験の受験資格をもらえ、それに合格して薬剤師になります。

国家試験に合格するために大抵の学生は1日10時間以上の勉強を直前半年間やります。辞書みたいな本を14冊分全て頭に入れます。

私大だと最低学費は6年で1200万円…学費だけで生活費別の1200万円です。

最近の医療業界は不景気なため週休2日(週40時間)の病院や調剤薬局が減り、4週6休(週44時間)が増えました。残業代がでない、祝日出勤しても振り替え休みなしの病院や調剤薬局も増えてきています。昼休みのない所も多いです。中小企業が多いので労働基準法ギリギリや違反の会社も多いです。

私が薬剤師に職を紹介するときは労働条件を契約書に明記してもらい硬めますが、それでも労働条件は厳しいです。


コスパも精神的にも悪いのが病院や調剤薬局の薬剤師です。



薬剤師のメリットは、製薬会社や公務員の就職が有利なことと、女性がパートとして働く時は時給が高いこと、病院や調剤薬局には学閥が無いので薬剤師なってしまえば給料も出世の可能性も高学歴薬学部卒と変わらないことです。



病院や調剤薬局の薬剤師になりたい受験生は今一度考え直してください。特に男性が薬剤師をやるのはオススメできません。一生薬剤師なんて…精神的にやられますよ。